まにブログ

首都圏在住の”ミドルエイジ”主婦ライターです。日々の生活や活動を通じて知ったこと、思ったことなどあれこれを気ままにつづります

日本語教室のアクティビティ

昨日は今年最後の日本語教室だったので、勉強はしないでみんなでミニパーティー。

以前は「クリスマス会」と言ったこともありましたが、いまはイスラムやヒンドゥなどいろいろな宗教の人がいるので特にクリスマスとは言わないようにしています。

この日本語教室には人種年齢背景もさまざまな在日外国人の方がいらしていて、よく全員参加の簡単なアクティビティを行います。以前七夕の短冊に願い事を書いて読み上げてもらったとき、進行役の私がちょっと失敗したことがありました。一人読むごとに私はそれを繰り返して「かないますように(*^^*)」と返していたのですが・・・。

敬虔なムスリムSさんの後にイギリス人Iさんが読み渋っていたのを促すと、なんと願いは「キリスト教の布教」(!) そこで「かないますように」とはさすがに言えず、あとは言うのをやめましたが、Iさんが宣教師だったことに思いが及ばなかったのはうっかりでした。もちろん基本的に宗教や政治の話は避けているんですけどね(^-^;

先日は、故郷の「愛のことば」を教えてもらいました。「大好き」「愛してる」というような、愛情表現のことばです。これ、時々やるとけっこう楽しめます。挨拶とか「おいしい」とか、いろんなことばでできますし。

黒板に書いてもらうと、世界にはいろんな文字があることを改めて思わせられ、みんな見慣れない文字に驚いたり感心したり。ハングルやアラビア文字くらいはなんとなく見たことがあっても、タイ語ビルマ語などは初めて見る人も多く、Oさんが流麗な筆文字アートのような縦書きモンゴル語を書くと、スタッフからも大きな感嘆の声が上がります。

これをするときたいてい最後に残るのが英語。英語はみな知っているだろうと、英語圏の人は遠慮気味になるんですね。ひとひねりした言葉を教えてくれることも多く、以前「こんにちは」の時にウェールズ語を教えてくれたイギリス人Sくんは、今回もチョークを渡そうとすると「いらない」といって、おもむろに手話を披露。そして、2種類教えてくれた手話が多くの国に共通するとわかるとまた盛り上がりました。

文学青年のジャマイカ系イギリス人Mくんも、英語の「You complete me(「君がいて僕が完成するんだ」という感じ?)」を教えてくれ、これも好評でした。

 

 

・・・で、昨日のミニパーティー。

市役所の会議室で、紙ナプキンに配られたお菓子を食べながら順に一周自己紹介をし、まずは”箱の中に何がある?”ゲーム。今回用意したのはヘアブラシ、猫のぬいぐるみ、姫リンゴ 袋入りこんにゃく、ホチキスなどで、二人ずつ出てもらって国対抗の形にしました。当てた後は母国語でそのモノを何というか皆に言ってもらったりも。スタッフが小さなプレゼントを2個ずつ用意し、ビンゴが先にできた順に選んでもらいました。

いろいろな企画を盛りだくさんに用意することもありますが、今回は時間も短い、簡単なパーティーとなりました。