まにブログ

首都圏在住の”ミドルエイジ”主婦ライターです。日々の生活や活動を通じて知ったこと、思ったことなどあれこれを気ままにつづります

金継ぎ、やってみました。

 

 

 



最近、金継ぎと表装を始めました。

昨年の夏は、従妹に金継ぎを教わって、縁が欠けていたけれど捨てられなかった小皿や実家の割れた飾り皿を修復。(写真は欠けた飾り皿の補修前と補修後。仕上げに補修部分に縁と同じような金を塗ったのですが、その写真がありません(^-^;

美大出身の従妹は、東北大震災で壊れた陶器(従妹の母は茶道の先生ですが、茶碗の銘品なども相当割れてしまったそうです)を修復するために金継ぎを習いおぼえたそうです。

たまたま叔母が金継ぎのスタートキットを買っていたこともあり、3回ほど叔母の家に通って、従妹の指導を受けたりネットで調べたりして、欠けた部分を埋めたり破片をつないだり、つなぎ目を金粉でカバーしたり、といった一通りの工程を体験。

従妹が習ったのは本漆を使う伝統技法ではなく、”新うるし”とよばれる新しい素材(かぶれないので扱いやすく、釣り具の加工などによく使う)を使った簡易な手法です。割れ目が粉々になった焼き物や大きく欠けた皿でも、ホームセンターで売っている「との粉」やパテを使えば思ったよりずっと手軽に修復できることがわかってうれしかった…(*^^*)。ただし、化学素材を使う新手法は、直接口につけたり食べものを載せたりする部分に使うには向かないので、見た目がなんとかなればよいものや、皿のほんの縁だけ、のような場合にダメ元でやってみる、くらいがよさそう。

そして。

こんどは従姉といっしょに叔母から表装を習うことになりました。

 

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